レーシック手術は確定申告で医療費控除できる？

レーシック手術は確定申告で医療費控除できる？

医療費控除とは、ご自身と、ご自身と生計を一にする配偶者や親族のために支払った治療費が年額10万円を超えた時に、その超えた部分（上限200万円）について所得控除を受けることができる制度です。

医療費控除を受ける手続きは、医療費控除について記載された確定申告書を税務署に提出します。この時、医療費の領収書等を添付または提示しなければなりませんが、電子申告だと、領収書等は不要です。
それでは、レーシック手術を受けた場合には具体的にどうなるのでしょうか。

結論から言えば、レーシック手術は医療費控除の対象になります。レーシックは目の機能を医学的方法で正常な状態に回復させるものであり、医療費として認められるからです。

また、レーシック手術が生命保険などの保険金の給付の対象になる、という宣伝をよく見かけます。実際に給付されるかどうかは加入している生命保険ごとに違うので一概には言えないのですが、給付される保険が多いようですので一度確認してみましょう。

また保険金が給付された場合には、レーシック手術代からその保険金を差し引いた額が医療費控除の対象の金額になります。

注意事項としては、医療費控除の対象となる医療費が、その病状などに応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額とされていることです。

レーシック手術代が医旅費控除の対象となる医療費に該当すること自体は間違いないのですが、術式によってピンからキリまであるレーシック手術代の一般的に支出される水準は定かではありません。不明な点は、税理士や所轄の税務署に相談するようにしましょう。